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代表性ヒューリスティック


takigawa
投稿: 72
Admin
Topic starter
(@takigawa)
戦略や経営シミュレーションゲームが好き。
結合: 3年前

問題1.
「リンダは31歳、独身で、非常に聡明で、はっきりものをいう。
大学では哲学を専攻し、学生時代は人種差別や社会正義の問題に関心を持ち、
反核デモに参加していた。」

A:リンダは銀行窓口係である。
B:リンダは銀行窓口係で、女性解放運動もしている。

今のリンダの状況はどちらが当てはまるか、可能性の高い方を選んでください。

 

 

では、次の問題です。

問題2.
蓋をされたお皿の上に、何かがあります。

A.お皿の上にあるのは、おにぎりである。
B.お皿の上にあるのは、中にサケの入った鮭おにぎりである。

どちらが当てはまる可能性が高いか、可能性の高い方を選んでください。

 

 

========

お気づきでしょうか。どれも同じ形態の問題になります。

未知に対して、緩い条件と、より限定されている条件の選択肢が並べられています。
図の通り、Bの量がAを超えることは論理的にあり得ません。
確率が高い、つまり正解は、どれも"A"の選択肢になります。

リンダ問題は、
心理学者ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞 2002年)
によって考案されました。

多くの人が選択肢"B"を選んでしまうのです。
私たち人間は確率を計算することを、とても、非常に苦手としています。

 

 

問題2の冒頭に、「ここは、漁獲量1位の北海道です。」と付け加えるとどうでしょうか。
答えは変わりますか?

2件の返信
さくら
投稿: 8
Main member
(@sakura)
メンバー
結合: 3年前

まんまとハマってしまいました。ロジカルって難しい。

返信
TASUKU
投稿: 80
Admin
(@tasuku)
元営業マン/現App開発者
結合: 4年前

漁獲量1位の北海道では完全に鮭おにぎりやわ。

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