この街に引っ越してきたエドは非常に温和な性格で周りからの評判も良かった。
エド自身も自分が気の長い性格ということを自覚していた。
しかしある時、衝撃の事実を知ることとなった。
エドはもともとガイルという名前で生活していたのだ。
ガイルは重罪を犯した為、記憶を抹消され、エドという架空の人物の記憶と入れ替えられたのだ。
エドは自分の過去の写真等を鑑定に出すと偽装だと判明し、
更にガイルという人物が実在しそれが自分であるという確証を得たのだ。
しかし、頭で理解しても心が追いつかない。
自分がそのような犯罪を犯すうようには思えないし、
今、花を見て綺麗だと思うこの心は偽物なのだろうか。
この肉体や脳はもともとガイルとして生きていたのだ。
全ての事実を知った今でも自分がエドなのかガイルなのか分からなくなった。
比率の問題なんですかね。。。
純粋なガイルの頃には戻れない(エドとして暮らしてきているから)
ガイルの事を知らなかったエドには戻れない。
ガイルであった過去を受け入れた新たなエドとして生きていくしか無いかなと思います。
半々だと思う。
自分からしたらエド100%だけど他人からしたらガイルであった事に変わりはない。
エドとして生きながらもガイルがした事の贖罪は受けないといけない。
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