勘太郎は成人式ということもあり飲みすぎてしまっていた。
個人病院を営んでいる親戚の家で泥酔し、偶然見つけたベットで深い眠りに落ちていた。
勘太郎は目が覚めると驚愕した。
隣のベットの患者と管で繋がれいるのだ。
急いで医者を呼び事情を聞くと、
隣のベットで眠っている患者は臓器移植が必要であり、
勘太郎は延命措置の為に運ばれた一時的なドナーと勘違いされていた。
さらに臓器移植のドナーが見つかるまでの目処は11ヶ月程度かかるらしい。
勘太郎は人違いであることを説明するが、
医者は「この管を外すとあなたに命を預けているこの患者は亡くなる。
そうすると、あなたが殺したことになる。」
勘太郎は身をよじった「たとえこの人が死のうと、なぜ僕の人生を11ヶ月も無駄にして、
人助けしなくちゃならないんだ?昨日成人式が終わったばっかりなのに!」
医者は答えた「あなたが問うべきはこの患者の命を終わらせる選択が自分に出来るのか、ということだ」
医者が勘太郎に、年収の倍くらいの保証金を払って、勘太郎はベッドに寝てるのが最善策だと思う。
若い時の11ヶ月くらい珍しい経験したくらいに思って楽しまんかい!笑
一生話せるネタになる!
これは意図しない妊娠をしてしまった際の堕胎と絡めて議論されたりするらしい。
似てても状況が全然違うから一緒にはできないけど、改めて深く考えさせられる話題ではある。
勘違いして繋いだ医者に責任があるので、罪に問われるのは医者の方です。
勘太郎の行動制限は不当なものであり強制してはならないと思いますが、自分であれば自分の意志で貰うもの貰って一年間ベッドでのんびり過ごします。対価もなく、義務のように言われたら管を外します。
殺人罪になってしまうリスクを避けたいので11ヶ月間繋がれる選択をします。11ヶ月拘束された事に腹が立つのなら、その場合は病院側に賠償請求をすれば良い。
そもそもそうなるまで泥酔するのが悪いと思います。むしろそんなに沢山酒を飲んだ人と繋がれた患者の方が心配になります。泥酔状態ではなく、たとえば怪我で入院して寝ている間に繋がれたとかなら同情の余地もあると思いますが…。私個人は動けなくても全く苦ではないので構いません。医師がミスをしたことは覆せない事実なので然るべきところに相談はしますが、それとこれとは別問題と考えます。むしろ飲酒運転で人を殺したり急性アルコール中毒にならなかっただけマシですね。
臓器移植って人と人の間を管で繋げられるんですか?そもそもそこが分からん。
まず、臓器移植は本人の許諾、親類の許諾が必要じゃないんですっけ?法律とか分からないけど、勝手に生きてる人の臓器を移植するって闇医者なのでは……。
そして管でどう移植して……?どういう状況か全然分からん。質問だらけだわ。
とりあえず、どの臓器を移植するかは分からないけど、患者も勘太郎も死ぬ可能性があるため医者が何かしらの罪を被るのでは。
法律的観点からは、このような場合に管を外すことは殺人の実行行為に該当します。
そのため、管に長時間繋がれる身体の制限及び精神的苦痛は民事上の賠償によって補償されることになります。当然この場合、過失があるのは管に繋いだ医師及び病院ですから、賠償はこの二者が行うことになります。
また、医師が主人公を患者と管で繋いで拘束した行為には監禁罪及び傷害罪が成立する可能性が高いです。さらに、繋がれた管を医師が主人公と共に外した場合、主人公と医師の両方に殺人罪の共同正犯が成立することになります。
以上のことを踏まえると、管を外すことは殺人になってしまうので(刑罰における情状酌量はなされると思いますが)行わないべきでしょう。
倫理的にも、見ず知らずの他人のために自分の人生を犠牲にするのは確かに苦しいことですが、逆にその他人を自らの手で殺す、という判断の罪悪感は一生付きまとうことになります。
受け入れれば11ヶ月間の拘束と賠償金、断れば何十年にもわたる精神的苦痛と殺人の罪。どちらが良いかは明白でしょう。